仕事や資格の勉強、ダイエットなど、達成したい目標があるにも関わらず、なぜかいつもモチベーションが続かないとお悩みの人は多いものです。
モチベーションが続かないとパフォーマンスが低下し、目標を達成できなかったことで、さらにモチベーションが下がるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
とくに、仕事においては個人のモチベーションが会社全体の利益に直結します。
経営層やマネジメント層にとって、社員のモチベーション維持は大きな課題と言えるでしょう。
そこで本記事では、モチベーションが続かない主な原因や、モチベーションを維持する方法について解説します。
モチベーションは大きく2つに分けられる│外発的動機づけ・内発的動機づけ
モチベーションとは、物事に対して意欲的に取り組むための動機づけのことであり、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の2種類にわけられます。
外発的動機づけ
賞罰や義務、評価など、外的な刺激に起因するモチベーションのことです。
たとえば「出世のために仕事を頑張る」「上司に叱責されないために業務をこなす」といったケースは、外発的動機づけにあたります。
内発的動機づけ
興味関心や好奇心、自己実現欲求など、自分の内側から湧き出る欲求に起因するモチベーションのことです。
たとえば「仕事そのものが楽しい」「自分が成長していく感覚が嬉しい」といったケースは、内発的動機づけにあたります。
モチベーションが続かない理由
誰しも新しいことをはじめたり、目標を立てたばかりの頃は、やる気と意欲に満ち溢れているもの。
しかし、そのモチベーションを保つことは非常に困難です。
ここからは、モチベーションを維持することが難しい理由について解説します。
時間の経過とともに、当初の意気込みが失われてしまうため
資格の勉強やダイエットなど、目標達成までの過程が長期に渡るものだと、だんだんとモチベーションが失われてしまうという人は多いはず。
これは、チャレンジが長期化すると、それだけ長い期間、達成感を味わえなくなるため。
「もっとお金を稼げるようになりたい」「周りから褒められたい」など、どんなに強い動機づけであっても、そのモチベーションを長期間維持することは困難です。
モチベーションは感情によって左右されやすいため
モチベーションは、感情の影響を受けやすいものです。
たとえば、上司から仕事ぶりを褒められると「評価されて嬉しい」という感情から、仕事に対するモチベーションが高まる人は多いはず。
一方、上司から仕事ぶりを叱責されると「評価されなくてつらい」という感情から、モチベーションが低下してしまう人も多いのではないでしょうか。
このように、モチベーションはその時々の感情によって左右されるため、常に一定に保つことは非常に困難です。
モチベーションが続かないときの対策
「モチベーションの維持は困難」という事実を踏まえたうえで、一定のパフォーマンスを維持し、目標達成するための方法を解説します。
「外発的動機づけ」から「内発的動機づけ」へシフトする
モチベーションの原動力が外部の称賛・評価といった「外発的動機づけ」に起因する場合は、「内発的動機づけ」に意識をシフトしてみましょう。
内発的動機づけは、自分の内なる欲求に起因するもの。
周りの評価に関係なく「ただ自分が楽しいから」という理由で取り組むことができます。
さらに、内発的動機づけ付けは好奇心や興味関心といった、その人の内面に深く紐付いているため、時間が経過してもモチベーションを維持できるでしょう。
作業を習慣化し、継続できる仕組みをつくる
「出社したらメールをチェックする」といったように、習慣化されたアクションはモチベーションに関わらず実行できます。
あらかじめ行動を習慣化しておくことで、たとえモチベーションが低下しても、いつも通りのパフォーマンスを発揮できるでしょう。
また、メールチェックのように小さなアクションでも、「とりあえず始める」という習慣を身につけると、自然とやる気が湧いてくるものです。
これは心理学において「作業興奮」と呼ばれるもので、作業に取り組むことで脳が刺激され、ドーパミンが分泌されることによって起こります。
このように、作業の習慣化はやる気を生み出し、モチベーションを維持するきっかけにもなります。
目標を明確化し、進捗状況を可視化する
最終目標を設定し、次にそれを達成するための短期・中期目標を細かく設定しましょう。
さらに、進捗状況を可視化することにより、目標に向けて一歩ずつ近づいていることを実感しやすくなります。
たとえばToDoリストを設けて、できた項目にチェックマークをつけるだけでも、モチベーションを維持する助けとなります。
一定以上のノルマをクリアできたらご褒美を買うなど、自分自身を認めて、褒めてあげることも大切です。
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社員のモチベーションは"褒める"で維持する!
モチベーションは、感情の影響を受けやすいもの。つまり、モチベーションを維持するためには、その人の感情にプラスに働きかけることが大切です。
なかでも「褒める」というコミュニケーションは、モチベーションの維持に欠かせません。
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