内科一般において幅広く診療し、地域社会の健康を支える医療法人社団まつだ内科。同法人では、2023年4月よりRECOGをご利用いただいています。 今回は事務長の松田様にRECOGの導⼊背景や導入後の効果についてお伺いしました。
■RECOG導⼊背景
私たちは、経営理念を大切にしています。しかし、その理念が自分の行動とどのように紐づいているのかを理解している従業員は半分にすぎませんでした。これを改善するために、昨年から理念を具体化する「クレド」を作り、それを体現できた人に対してありがとうカードを贈り合い、受け取ったありがとうカードの数が多い従業員を表彰する取り組みを始めました。この取り組みを実施する一方で、表彰準備は意外と手間がかかり、集計担当者には負担がかかるという課題も見えてきました。
このような背景のもと、RECOGを導入しました。
RECOGはスマートフォンのアプリから簡単に使うことができます。もともと使用していたアナログのありがとうカードは、手書きの手間から徐々に形骸化していたので、アプリなら継続できるのではないかと期待しました。また、楽しく使えるUIや、RECOG上の利用データを簡単にエクスポートすることができ、表彰の準備の時間を大幅に短縮できることが魅力的で導入を決めました。
■RECOGを導⼊した効果や今後⽬指すこと
RECOGの導入によって、レターの送り手はクレドについてより深く考え、理解する機会が増えました。また、受け取り手は自分の行動がどのように経営理念やクレドと紐づいているのかわかるようになりました。
特に喜ばしい変化として、従業員がただ「仕事だから」という理由だけでなく、患者様や一緒に働くメンバー一人ひとりに心から寄り添い、クレドに基づいて仕事をするようになったことです。これは、RECOGを通じて、他の従業員がどのような思考でクレドを体現しているのかを学べることが大きく寄与していると感じています。
また、新人スタッフは掲示板機能を使って日報を投稿するようになったことで、即座にフィードバックをすることが可能になりました。手書きで日報を行なっていたころは、日報に対してフィードバックを行なうまでに時間がかかっていましたが、毎日必ず先輩や院長から日報に対してコメントが届くことで新人スタッフのモチベーション向上にもつながっています。
RECOGの導入により、理念やクレドについて話し合う機会も増えたことで、新しく入社された方も早い段階で理念やクレドに共感を示すようになりました。そのため、今後はより一層、全員が一緒に同じ方向を目指す組織にしていきたいです。